シラカール・T (シルニジピン/テルミサルタン) 10mg/40mg

710 円 !! 血管拡張作用と昇圧物質の作用阻害といった異なる働きを併せ持つ画期的な高血圧治療薬!配合された2つの成分が相乗的に降圧作用を発揮!

Cilacar T (Cilnidipine/Telmisartan) - 10mg/40mg (10 Tablets)

內容量 : 10錠
価格: 710 円

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有効成分

シルニジピン(Cilnidipine)

テルミサルタン(Telmisartan)

 

製造国

インド


製造元

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下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1錠を経口服用します。

シラカール・Tは、カルシウム(Ca)チャンネル拮抗作用を持つシルニジピンと、アンジオテンシン受容体拮抗作用(ARB)を持つテルミサルタンの両剤を配合した薬で、高血圧の治療に使用されます。

カルシウムチャンネルとは、細胞の内と外のカルシウムイオン濃度を調節するための、カルシウムが出入りする細胞膜上の扉のようなものです。
血管は平滑筋という筋肉で包まれているため、このカルシウムチャンネルが開いてカルシウムイオンが血管平滑筋の細胞内に入りこむと、平滑筋の収縮作用が起こり、血管が収縮することで血圧が上がります。
この働きを抑制するのが、カルシウム(チャンネル)拮抗薬と呼ばれる薬です。
一般的なカルシウム拮抗薬では、このカルシウムチャンネルの働きを抑制するだけですが、シルニジピンはこの作用に加え、N型カルシウムチャンネルを遮断する作用も持ち合わせています。N型とは、交感神経終末でみられるカルシウムチャンネルで、伝達物質の放出に関わっています。
このうち伝達物質のひとつであるノルアドレナリンには、受容体と結びつくことで血管を収縮させたり、心収縮力や心拍数を増加、腎血流を低下させる働きがありますが、この働きを阻害することで血管収縮に伴う交感神経活性亢進(心拍数の増加、ストレス性の昇圧)などが抑制されます。

血圧を上げる原因には、カルシウム以外にもレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)と呼ばれる血圧調節作用を持つホルモン系も関わっています。
収縮期血圧(上の血圧)が低くなると腎臓からレニンという酵素が血液中に放出されます。このレニンは血流中のアンジオテンシノーゲンというたんぱく質を分解してアンジオテンシンIというたんぱく質をつくりますが、さらに血管内皮細胞に存在するアンジオテンシン変換酵素(ACE)によってアンジオテンシンIIに変わります。
このアンジオテンシンIIは強力な血管収縮作用を持ち、血圧を上昇させる働きをします。血圧の高い状態が長く続くと、この圧力に対抗するために血管壁が厚くなり、血管の弾力がなくなるだけでなく血管が硬くなることで動脈硬化が起こり、やがては心筋梗塞などの心疾患を引き起こす原因となります。
テルミサルタンは、アンジオテンシンII受容体を拮抗して血管収縮作用を抑制し、血の流れをよくするために降圧作用を示します。

シラカール・Tに含まれるシルニジピンおよびテルミサルタンは、いずれも尿中アルブミン排泄(UAE)および脈波伝播速度(PWV)を改善する働きを持っています。
アルブミンは、血液の浸透圧の保持、種々の物質の運送などの働きを持つたんぱく質で、高血圧の人では、腎臓の糸球体から尿中にこのアルブミンが漏れ出るようになります。
一方、脈波伝播速度は、心臓から出た拍動が血管を通じて手足に届くまでの速度のことで、高血圧の人では血管壁張力が増すために弾力がなくなり、数値が高く(速度が速く)なります。

UAEの低下については、シルニジピンでは輸出細動脈の拡張作用、またテルミサルタンでは糸球体内圧の低下作用によるものとされています。一方、PWVにおいては、シルニジピンではアルドステロンの血漿値低下作用、テルミサルタンでは脂質代謝改善作用によるものと考えられています。

このように作用機序は異なりますが、いずれも同様の血圧降下作用を持つふたつの成分を併せ持つシラカール・Tは、高血圧治療の画期的な薬と言えます。

テルミサルタンとアムロジピンベシル、テルミサルタンとヒドロクロロチアジドを配合した薬は発売されていますが、テルミサルタンとシルニジピンを配合した高血圧治療薬は、シラカール・Tが初めてです。

◆シルニジピンの特別な注意として
以下の場合、絶対に服用しないでください。
・妊婦または妊娠している可能性のある人

 

【慎重服用】
・重篤な肝機能障害のある人: 血中濃度が上昇する可能性があります。

・カルシウム拮抗剤による重篤な副作用発現の既往のある人

・高齢者: 一般に高齢者では、過度の降圧は好ましくないとされていることから、服用に際しては低用量から服用を開始し、経過を充分に観察しながら慎重に服用することが望ましいとされています。

 

【重要な基本的注意】
・カルシウム拮抗剤の服用を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、シラカール・Tの休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を充分に行なってください。また、医師の指示なしに服薬を中止しないでください。

・降圧作用に基づくめまいなどが現われることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際は充分に注意してください。

 

授乳している人の服用は避けることが望ましいですが、やむを得ず服用する場合は授乳を中止してください。

小児などに対する安全性は確立していません。

 

◆テルミサルタンの特別な注意として
以下の場合、絶対に服用しないでください。
・テルミサルタンに対し過敏症の既往歴のある人

・妊娠または妊娠している可能性のある人: 妊娠中期および末期に、テルミサルタンを含むアンジオテンシンII受容体拮抗剤を服用した高血圧症の人で、羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、抗カリウム血症、頭蓋の形成不全および羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、頭蓋顔面の奇形、肺の発育不全などが現われたとの報告があります。

・胆汁の分泌が極めて悪い人、または重篤な肝障害のある人

 

【慎重服用】
・両側性腎動脈狭窄のある人、または片腎で腎動脈狭窄のある人

・高カリウム血症の人

・肝障害のある人: テルミサルタンは胆汁中に排泄されるため、テルミサルタンのクリアランスが低下することがあります。
また外国において、肝障害の人でテルミサルタンの血中濃度が約3-4.5倍上昇することが報告されています。

・重篤な腎障害のある人: 腎機能を悪化させるおそれがあるため、血清クレアチニン値3.0mg/dl以上の場合は慎重に服用してください。

・脳血管障害のある人: 過度の降圧が脳血流不全を引き起こし、病態を悪化させるおそれがあります。

・高齢者: 一般に高齢者では、脳梗塞などが起こるおそれがあるため、過度の降圧は好ましくないとされています。

 

【重要な基本的注意】
・両側性腎動脈狭窄のある人、または片腎で腎動脈狭窄のある人においては、腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けてください。

・高カリウム血症の人においては、高カリウム血症を増悪させるおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けてください。
また腎機能障害、コントロール不良の糖尿病などにより血清カリウム値が高くなりやすい人では、高カリウム血症が発現するおそれがあるので、血清カリウム値に注意してください。

・テルミサルタンの服用によって、急激な血圧低下を起こすおそれがあるので、特に次の人が服用する場合は、状態をよく観察し、増量する場合は徐々に行なってください。
1.血液透析中の人
2.利尿降圧剤を服用中の人
3.厳重な減塩療法中の人

・降圧作用の基づくめまい、ふらつきが現われることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際には注意してください。

・手術前24時間は服用しないことが望ましいとされています。

・テルミサルタンを含むアンジオテンシンII受容体拮抗剤(ARB)服用中に、肝炎などの重篤な肝障害が現われたとの報告があります。
肝機能検査を実施するなど、観察を充分に行ない、異常が認められた場合には服用を中止するなど適切な処置を行なってください。

 

授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合は授乳を中止してください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

以下の薬剤とシラカール・Tを併用する場合、注意してください。

◆シルニジピンの併用注意事項として
・ほかの降圧薬: 血圧が過度に低下するおそれがあります。

・ジゴキシン: ほかのカルシウム拮抗剤(ニフェジピンなど)でジゴキシンの血中濃度を上昇させることが報告されています。
ジゴキシン中毒症状(悪心・嘔吐、頭痛、視覚異常、不整脈など)が認められた場合、症状に応じジゴキシンの用量を調節またはシラカール・Tの用量を調節または服用を中止するなど適切な処置を行なってください。

・シメチジン: ほかのカルシウム拮抗剤(ニフェジピンなど)の作用が増強されることが報告されています。

・リファンピシン: ほかのカルシウム拮抗剤(ニフェジピンなど)の作用が減弱されることが報告されています。

・アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ミコナゾールなど): シラカール・Tの血中濃度が上昇するおそれがあります。

・グレープフルーツジュース: シラカール・Tの血中濃度が上昇することが確認されています。

 

◆テルミサルタンの併用注意事項として
・ジゴキシン: テルミサルタンとの併用により血中ジゴキシン濃度が上昇したとの報告があるので、血中ジゴキシン濃度に注意してください。

・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレンなど)、カリウム補給剤: 血清カリウム濃度が上昇するおそれがあります。

・リチウム製剤(炭酸リチウム): アンジオテンシン変換酵素阻害剤との併用により、リチウム中毒を起こすことが報告されています。

・非ステロイド性抗炎症薬、COX-2選択的阻害剤: 糸球体ろ過量がより減少し、腎障害のある人では急性腎不全を起こす可能性があります。
また降圧剤の効果を減弱させます。

・アンジオテンシン変換酵素: 急性腎不全を含む腎機能障害を起こすおそれがあります。

医師の診断を受けてください。

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

シラカール・Tを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
◆シルニジピンの副作用として
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、LDH上昇、Al-P上昇、クレアチニン上昇、尿素窒素上昇、尿たんぱく陽性、尿沈渣陽性、頭痛、頭重感、めまい、立ちくらみ、肩こり、眠気、不眠、手指のふるえ、物忘れ、顔面潮紅、動悸、熱感、心電図異常(ST低下、T波逆転)、血圧低下、胸痛、心胸郭比の上昇、頻脈、房室ブロック、冷感、期外収縮、嘔気、嘔吐、腹痛、便秘、腹部膨満感、口渇、歯肉肥厚、胸やけ、発疹、発赤、そう痒感、光線過敏症、白血球数変動、好中球変動、ヘモグロビン変動、赤血球数変動、ヘマトクリット変動、抗酸球変動、リンパ球変動、むくみ(顔、下肢など)、全身倦怠感、頻尿、血清コレステロールの上昇、CK(CPK)、尿酸、血清K変動、血清P変動、脱力感、腓腸筋痙直、眼周囲の乾燥、目の充血刺激感、味覚異常、尿糖陽性、空腹時血糖変動、総たんぱく変動、血清Ca変動、CRP変動、せき

◆テルミサルタンの副作用として
そう痒、発疹、じんましん、紅斑、めまい、頭痛、眠気、頭のぼんやり感、不安感、不眠、抑うつ状態、白血球減少、好酸球上昇、血小板減少、ヘモグロビン減少、貧血、ほてり、心悸亢進、ふらつき、上室性期外収縮、心房細動、上室性頻脈、低血圧、起立性低血圧、徐脈、腹痛、下痢、嘔気、食欲不振、消化不良、胃炎、口渇、口内炎、鼓腸、嘔吐、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、せき、喀痰増加、咽頭炎、血清クレアチニン上昇、血中尿酸値上昇、関節痛、下肢けいれん、下肢痛、筋肉痛、背部痛、腱炎、血清カリウム上昇、耳鳴、倦怠感、CRP陽性、CK(CPK)上昇、むくみ、脱力感、発熱、頻尿、結膜炎、目のチカチカ感、羞明、視覚異常、多汗、胸痛、上気道感染、インフルエンザ様症状、尿路感染、ぼうこう炎、敗血症

極稀に起こる重篤な副作用
◆シルニジピンの副作用として
肝機能障害、黄だん、血小板減少

◆テルミサルタンの副作用として
血管浮腫、高カリウム血症、腎機能障害、ショック、失神、意識消失、肝機能障害、黄だん、低血糖、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血圧低下、咽頭浮腫など)、間質性肺炎、横紋筋融解症

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