下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においてはかかりつけ医か専門医の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。
※注意事項※
・アマリールの使用量は理想的とされる血糖値によります。
有効成分・グリメピリドの服用量は理想的な(インスリンの)代謝調節を可能とするのに必要最低限な量でなければなりません。
そのため、服用開始と維持療法における服用量は血中及び尿中の糖レベルの定期的な測定に基づいて決定されます。
また、服用中の血中及び尿中の糖レベルを観察することによって始めから薬が効かない「初期無効」、又は途中から薬が効かなくなる「二次無効」の発見につながります。
・アマリールは噛まずにコップ半分ぐらいの水で飲み込んでください。
●服用開始と服用量設定
通常1日1回1mgの服用から開始します。
・効果が不十分である場合服用量を増量することも可能ですが、増量は血糖値の定期的な観測に基づき、1週間、又は2週間の周期で1mgから2mg、2mgから3mg、3mgから4mg、4mgから5mgといったように徐々に増やすようにしてください。
●血糖値のコントロールが良好な場合
通常1日1回1-4mgを朝食、或いはその日の最初の食事の直前に服用します。
・アマリール服用後には必ず食事を取るようにしてください。
二次的服用量の調整:
血糖値のコントロールが改善に伴い、インスリン感受性も改善されるため、グリメピリドの服用量を減らす必要が生じる場合があります。
低血糖症を発症しないよう、適切なタイミングでのアマリール使用の停止を考慮する必要があります。
患者の体重、生活スタイルの変化、及び高血糖症、低血糖症を引き起こす要因などが認められた場合には服用量の調整を考慮する必要があります。
他薬からアマリールへ変更する場合:
アマリールと他の経口血糖値降下薬との服用量には明確な相関関係はありません。
他薬からアマリールへ切り替える場合、例え他薬の服用量が最大服用量であったとしても変更後のアマリールの服用は1mgから開始してください。
アマリールの服用量の増量は上記の【服用開始と服用量設定】を参照してください。
アマリールへの変更の際には、低血糖症の発現を増強しないように変更前に使用していた他薬の効力とその継続時間を考慮する必要があります。