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2011-11-22

ソース(記事原文):テレグラフ

オーストラリアの医師がギャンブル依存症患者に抗ヘロイン剤を処方

テレグラフ(2011年11月22日)― ギャンブル依存症患者を治療しているオーストラリアの医師が、ギャンブル依存症患者に衝動を抑えられるよう抗ヘロイン剤であるナルトレキソンの処方を検討するよう勧告されている。

メディカル・ジャーナル・オブ・オーストラリア(Medical Journal of Australia)のウェブサイトで発表された医師に対する新しいガイドラインは、医師にギャンブル依存症を医学的な問題として治療することを求め、ナルトレキソンという薬の「慎重な」使用を推奨している。

ナルトレキソンは通常ヘロインやアルコール依存症などの問題を治療するのに使われるが、脳内の内因性オピオイドの過剰生成を妨げ、患者が衝動を抑えるのを助ける効果がある。

オーストラリアはギャンブル依存症患者の割合が世界で最も高い国の1つであり、オーストラリア人の約2.1パーセントが何らかのギャンブル依存の問題を経験している。

オーストラリアギャンブル依存症研究治療センター所長(director of Australia’s Problem Gambling Research and Treatment Centre)であるシェーン・トーマス(Shane Thomas)は、心理プログラムがナルトレキソンより好ましいが、少数の症例ではナルトレキソンが有用な治療薬となる得ることが示された、と述べた。

「今回のエビデンスは心理療法を支持するものだと思う」とトーマスはABCラジオに語った。

「病気の治療に薬を使用することに対し、大きな関心がよく寄せられる。これは、薬を飲めばそのような症状を治療できるという特効薬のようなものだろうと期待するからだ」トーマス教授は、ナルトレキソンには腹痛などの副作用があり、ギャンブル依存症治療薬としての有効性を判断するには更に研究が必要だと述べた。

「期待できる兆候がいくつかある」とトーマス。「だから我々は勧告で、これは間違いなく更に研究すべき対象で、有効性を判断すべきだとしているのだ」ガイドラインは連邦政府の主要な保健臨床助言機関を率いる国立保健医療研究委員会(National Health and Medical Research Council)に承認されている。ガイドラインは幅広く心理学的介入を推奨しているが、ギャンブル依存症だけに罹っている患者に、ギャンブルの重症度を軽減するために抗うつ薬を用いるのは避けるべきだと勧告している。


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