以下に該当する方のルパネックスの使用は禁忌とされています。
・有効成分のフマル酸ルパタジンやその他の成分に過敏症の方
・ガラクトース不耐症、ラップラクターゼ欠乏症、グルコース・ガラクトース吸収不良症
フマル酸ルパタジンの12歳未満の小児、及び腎・肝機能障害を患っている方の使用における安全性は確立されていないため、使用は避けるべきとされています。
ルパネックスの使用によりアレルギー反応がみられた場合には、使用をただちに中断して医師に相談してください。
以下に該当する方のルパネックスの使用には注意が必要であるとされています。
・65歳以上の高齢者
・不整脈
・低ナトリウム血症
ルパネックスは非鎮静型抗ヒスタミン薬とされていますが、人によっては眠気を催し、車の運転や機械の操作に影響を与えることがあります。
ルパネックスを使用する際には薬による影響の有無を確認せずに、これらの危険を伴う所作を行うことは避けてください。
グレープフルーツジュースには肝臓でのフマル酸ルパタジンの代謝を妨げ、血液中成分の上昇による副作用の発現リスクを増加させます。
ルパネックスの使用中のグレープジュースの摂取は避けるようにしてください。
また、ルパネックスを使用中の過剰なアルコールの摂取は避けられるべきとされています。
アレルギー反応の検査の皮膚プリックテストを受ける場合の抗ヒスタミン薬の使用は、抗ヒスタミン薬の使用が結果に反映され、不正確な結果が出る恐れがあるため、テスト実施の48時間には中断するようにしてください。
ルパネックスの使用にもかかわらず、症状が改善されない場合には医師に相談してください。
妊娠中、授乳中の女性、及び胎児や乳幼児におけるフマル酸ルパタジンの安全性は確立されていません。
妊娠中、授乳中におけるルパネックスの使用は医師の判断、指示に基づき注意しながら使用するようにしてください。
他の疾患などで医療機関に罹るや、手術を受ける場合には、医師にルパネックスを使用していることを伝えてください。
処方された用途以外での使用はせず、また他人との共用もお避けください。
子供の手の届かない、乾燥した涼しいところで直射日光から避けて保管してください。
使用期限を超過したもの、及び外装の損傷が認められる場合には使用をお避けください。