ペンタサ(メサラジン)500mg 100錠

12630 円 !! 潰瘍性大腸炎、クローン病の数少ない治療薬のひとつ。従来の治療薬よりも頭痛や胃炎などの副作用が少ないのが特長。腸の炎症に関するさまざまな分子の働きを抑制することで効果を発揮します。

Pentasa (Mesalazine) - 500mg (100 Tablets)

內容量 : 100錠
価格: 12630 円

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有効成分

メサラミンUSP/メサラジン(MESALAMINE / Mesalazine)

 

製造国

スイス(ニュージーランド・オーストラリア市場向け)


製造元

Ferring Pharmaceuticals PVT LTD


下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

●潰瘍性大腸炎
通常、成人は1日1500mgを3回に分けて食後に経口服用します。
年齢、症状により適宜増減しますが、1日2250mgを上限とします。
ただし、活動期には必要に応じて1日4000mgを2回に分けて使用することができます。

通常、子どもは体重1kgにつき1日40-60mgを3回に分けて食後に経口服用します。
年齢、症状により適宜増減しますが、1日2250mgを上限とします。

●クローン病
通常、成人は1日1500-3000mgを3回に分けて食後に経口服用します。
年齢、症状に応じて適宜増減します。

通常、子どもは体重1kgにつき1日40-60mgを3回に分けて食後に経口服用します。
年齢、症状により適宜増減しますが、1日2250mgを上限とします。

ペンタサ500mgは、潰瘍性大腸炎やクローン病の炎症(重症を除く)を治療する抗炎症剤です。

潰瘍性大腸炎は、大腸が炎症を起こして粘膜に潰瘍やびらん(ただれ)ができる疾患です。
平成20年度の調査では、日本国内における潰瘍性大腸炎の患者数は約10万5000人で、毎年約5000人ずつ増加しているとの統計が出ています。 発症年齢のピークは男性では20-24歳、女性では25-29歳に多く、男女による違いはありません。 また喫煙者では非喫煙者よりも発病しにくいとも言われています。

その主な症状は、下血を伴うまたは伴わない下痢と腹痛です。 便が少しずつゆるくなり、やがて出血を伴い、けいれん性の腹痛と頻繁な排便が起こり、さらに症状が重くなると、発熱、体重減少、貧血などの全身症状が起こることもあります。
病変は直腸から結腸全体に拡がることもあり、その拡がり方によって全大腸炎、左側大腸炎、直腸炎に分類されています。 また合併症として、皮膚病変、眼病変や関節の痛みなどがあります。
潰瘍性大腸炎の原因はまだ明らかになっていませんが、遺伝、腸内細菌、免疫機能異常、食生活などが考えられています。

一方、クローン病は大腸および小腸に慢性の炎症や潰瘍を引き起こす原因不明の疾患のひとつで、口腔から肛門まで全消化器官の全域に炎症や潰瘍ができる疾患です。
小腸だけに起こるのは全体の35%、大腸だけに起こるのが20%、小腸の後半と大腸にまたがるのが45%とされ、中年以降の発症はほとんどなく、10-20歳代で発症することが多いようです。
潰瘍性大腸炎と同じく原因は不明で、遺伝や細菌・ウイルスによる感染などのほか、動物性たんぱく質や脂肪を多く摂取する食生活も関係していると考えられており、また経口避妊薬常用者では1.9倍、喫煙者は1.8倍に発症リスクが増えるとされています。

クローン病の症状は、小腸や大腸など侵された部位により異なりますが、特徴的な症状として腹痛と下痢が約半数の人にみられます。 一般的に、出血を伴う慢性下痢、けいれん性の腹痛、発熱、食欲不振、体重減少、全身倦怠感、貧血などの症状が数日から数週間続きますが、やがて症状は治まります。 しかしこれで完治したわけではなく、生涯を通じて不規則に再発します。 再発の症状の重症度、期間などはその時々で変わり、また狭窄、膿瘍などの腸管の合併症や関節炎、虹彩炎、結節性紅斑、肛門部病変など腸管外での合併症も多く現われます。

ペンタサ500mgの有効成分であるメサラジンは、本来はリウマチ性多発関節炎(慢性関節リウマチ)の治療薬として開発されたサラゾスルファピリジンという化合物から見つけられた成分ですが、その抗炎症作用が潰瘍性大腸炎に対しても有用であることが認められ、治療にも使用されるようになりました。
ところが、サラゾスルファピリジンを服用すると、高い頻度で頭痛、胃炎などの副作用が起こるという欠点があったため、この副作用を起こす物質を排除し、副作用の少ない成分として新しく開発されたのがメサラジンです。

その詳しい作用機序はまだはっきりとわかっていませんが、炎症性細胞から放出される活性酵素を消去し、炎症の進展を組織の障害を抑制するだけでなく、炎症性細胞の組織侵入防止などの作用により炎症を抑えるとされています。
さらにクローン病の再発にわずかながらの効果があるとも言われています。

潰瘍性大腸炎とクローン病に有効性が認められています。

5-アミノサリチル酸だけからなる製剤です。

サラゾスフファピリジン不耐性症例に対する有用性が認められています。

メサラジンを有効成分とした薬剤は、日本ではペンタサ(杏林製薬)、アサコール(協和発酵キリン、ゼリア新薬)、メサラジン(日本ジェネリック、二プロファーマ、フジフイルムファーマ、日本ケミファ、大洋薬品、マイラン製薬、日医工、小林化工、あすか製薬、武田薬品、興和テバ、大興製薬、ミヤリサン製薬、富士製薬、ザイダスファーマ、シオノケミカル、沢井製薬、日本薬品)の名前で発売されています。

海外では、Asacol、Asacolitin、Canasa、Claversal、Fisalamine、Lixacol、Mesasal、Rowasa、Salofalkなどの名前で発売されています。

以下の場合、ペンタサ500mgを絶対に服用しないでください。
・重篤な腎障害のある人: 腎障害がさらに悪化するおそれがあります。
・重篤な肝障害のある人: 肝障害がさらに悪化するおそれがあります。
・ペンタサ500mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・サリチル酸エステル類またはサリチル酸塩類に対する過敏症の既往歴のある人: 交叉アレルギーを発現するおそれがあります。

【慎重服用】
・腎機能の低下している人: 排泄が遅延し副作用が現れるおそれがあります。
・肝機能の低下している人: 代謝が遅延し副作用が現れるおそれがあります。
・サラゾスルファピリジンに対する過敏症のある人

【重要な基本的注意】
・メサラジンにより過敏症状(発熱、腹痛、下痢、好酸球増多など)が発現することがあり、また潰瘍性大腸炎、クローン病が悪化することがあるため、異常が認められた場合には減量または服用を中止するなど適切な処置を行なってください。

・サラゾスルファピリジンでアレルギー症状がみられた人がペンタサ500mgを服用した場合、同様のアレルギーが発現したとの報告があります。そのため、サラゾスルファピリジンでアレルギー症状が現れた人がペンタサ500mgを服用する場合は注意してください。

・間接性腎炎が報告されているため、服用中はクレアチニンなどの腎機能をモニターするなど、状態を充分に観察してください。異常が認められた場合には減量または服用を中止するなどの適切な処置を行なってください。

・肝炎、肝機能障害、黄だんが報告されているため、服用中はAST(GOT)、ALT(GPT)などの肝機能をモニターするなど、状態を充分に観察してください。異常が認められた場合には減量または服用を中止するなどの適切な処置を行なってください。

・ペンタサ500mgをメサラジン注腸剤と併用する場合には、メサラジンとして総使用量が増加することを考慮し、特に肝または腎機能の低下している人ならびに高齢者への使用に際しては適宜減少するなど充分に注意してください。併用時に異常が認められた場合には、減量または中止するなどの適切な処置を行なってください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・1日4000mgへの増量は、再燃緩解型で中等症の潰瘍性大腸炎(直腸炎型を除く)に対して行なうように考慮してください。
・1日4000mgを8週間を超えて使用した際の有効性および安全性は確立していないため、病態を充分観察し、漫然と1日4000mgの服用を継続しないでください。

一般に高齢者では生理機能(腎機能、肝機能など)が低下しているので、低用量から服用を開始するなど慎重に服用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

授乳中の人は服用を避けることが望ましいとされていますが、やむを得ず服用する場合は授乳を避けてください。

小児などにおける使用経験は限られているので、専門医の管理下で安全性と治療の有益性を考慮したうえで使用してください。

以下の薬剤とペンタサ500mgを併用する場合、注意してください。
・利尿剤、ステロイド剤: 臨床検査値(尿量、尿中ナトリウム、カリウムおよび塩素イオン)の変動に注意してください。
・アザチオプリン、メルカプトプリン: 白血球減少が現れるおそれがあります。

医師の診断を受けてください。

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

ペンタサ500mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、そう痒感、丘疹、紅斑、じんましん、脱毛、下痢、腹痛、血便、下血、アミラーゼ上昇、吐き気、腹部膨満感、食欲不振、便秘、口内炎、粘液便、嘔吐、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、クレアチニン上昇、尿中ミクログロブリン上昇、尿たんぱく、尿着色、白血球減少、好酸球増多、貧血、発熱、頭痛、関節痛、むくみ、全身倦怠感、筋肉痛、CK上昇、ループス様症候群、むくみ、末梢神経障害

●極稀に起こる重篤な副作用
過敏性肺障害、心筋炎、心膜炎、胸膜炎、関節性腎炎、ネフローゼ症候群、腎機能低下、急性腎不全、再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症、肝炎、肝機能障害、黄だん、すい炎、

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**ご留意事項**
当店で扱う医薬品のほとんどは日本国内では処方箋薬となります。商品説明はお客様の便宜上記しているもので内容を保証するものではなく、また「使用方法・用量・おすすめ商品・効果」等についてのお問合わせには対応できかねますことを予めご了承ください。個人輸入で購入する医薬品は日本での医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはならず、輸入した医薬品のご使用はお客様ご自身の責任となりますのでご留意ください。ご注文医薬品について十分な知識が無い場合には、ご購入前に医師や薬剤師に相談し、十分に知識を得られることをおすすめいたします。