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2011-10-07

ソース(記事原文):ペディアトリック・スーパーサイト

新生児単純ヘルペスウイルスに対するアシクロビルにより長期的な神経発達の効果が得られる可能性

ペディアトリック・スーパーサイト (2011年10月7日) ― デービッド・W・キンバリン (David W. Kimberlin) 著 ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(医学誌) 2011;365:1284-1292. より

単純ヘルペスウイルス感染症に関連する中枢神経系障害を有する小児にアシクロビル治療を行ったところ、神経発達の転帰に改善がみられたことが、研究結果で示された。

同一の二重盲検プラセボ対照試験を2件並行して行う試験に、単純ヘルペスウイルス(HSV)を有する新生児を登録した。1件の試験は、中枢神経系障害を有する小児45人からなり、もう1件は皮膚・眼・口の病変を有する小児29人とした。

14日~21日にわたる非経口アシクロビルの治療法を行い全患児がこれを完遂した。この治療法の完了後、1回あたり300mg/m2体表面積を1日3回経口投与する群、またはプラセボ群に小児を割り付けた。

皮膚病変の再発は、臨床医が非盲検の発症時治療で対処した。小児感染症編集委員会(Infectious Diseases in Children Editorial Board)のデイビッド・キンバリン(David W. Kimberlin)博士らは、ベイリー乳幼児発達検査の知能発達指数を用いて、生後12ヶ月の中枢神経系障害患児45人中28人を評価した。この検査では得点範囲を50~150とし、平均100点以上で神経発達の転帰が良好であるとみなした。

試験薬群に割り付けられた中枢神経型コホート集団の小児は、プラセボ群に比べて、12ヶ月時のベイリー検査の得点が有意に高かった(88.24対68.12、P=0.046)。全体的な結果から、プラセボ群の小児と比較して、アシクロビル群の小児は好中球減少症の傾向もみられることが示された(P=0.09)。

「新生児単純ヘルペスウイルスの生存児では、神経発達の不良転帰と、皮膚病変の再発が容認しがたいほど頻発する状態が続いている」と同研究者らは記している。「新生児単純ヘルペスウイルス中枢神経型の生存児が、6ヶ月間にわたる経口アシクロビルの抑制療法を受けた場合、神経発達の転帰に改善がみられた」


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