フロリコット(フルドロコルチゾン)100mcg 10錠

730 円 !! 有効性90%以上を誇る副腎皮質過形成症やアジソン病の治療薬!強力な鉱質コルチコイド作用を有し、特にナトリウム貯留作用は同類薬の中では最強!体内のナトリウム分を増やし、血圧を上げる作用も!

Floricot (Fludrocortisone) - 100mcg (10 Tablets)

內容量 : 10錠
価格: 730 円

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有効成分

フルドロコルチゾン(Fludrocortisone)

 

製造国

インド


製造元

Samarth Life Sciences Pvt. Ltd.


下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、1日20-100mcgを2-3回に分けて経口服用します。
新生児、乳児に対しては25-50mcgから服用をかいしすることとし、年齢、症状により適宜増減します。

フロリコット100mcgは合成鉱質コルチコイド剤で、塩喪失型先天性副腎皮質過形成症や塩喪失型慢性副腎皮質機能低下症(アジソン病)の治療に使用されます。

左右の腎臓の上部にある副腎の周囲に位置する副腎皮質では、3種類のステロイドホルモンをつくっています。ひとつはナトリウムを体内に保持させ、塩類調節に重要な役割を果たす鉱質コルチコイド、続いて生命維持に欠かせず、またストレス反応から身体を守る糖質コルチコイド、そして弱い男性化作用を持つ副腎性アンドロゲンです。

これらのホルモンはコレステロールを原料とし、さまざまな酵素が関与してつくられますが、先天性や遺伝性などの問題によりこの酵素のいずれかが欠けることがあります。特に糖質コルチコイドの分泌が低下すると、脳下垂体から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌が高まり、副腎を刺激することで糖質コルチコイドを産出するように働きかけますが、必要な酵素が欠損しているため糖質コルチコイドは適切につくられず、副腎が大きく膨れます。この状態が副腎皮質過形成症です。中でも糖質コルチコイド合成障害に基づく低ナトリウム血症や高カリウム血症、ショックなどが認められるものを塩喪失型先天性副腎皮質過形成症といいます。

慢性副腎皮質機能低下症(アジソン病)は、何らかの原因で副腎機能が慢性的に低下することによって、副腎ホルモンの分泌が必要量以下まで不足する病気です。詳しい原因は不明ですが、男女共にあらゆる年齢層の人で発症し、身体の免疫系が副腎皮質を攻撃・破壊する自己免疫反応の影響を受けていると考えられています。また、がんや結核などによる副腎の破壊のほか、乳児や小児の場合ではまれに遺伝子の異常により起こることがあります。
アジソン病にかかると副腎の機能が低下してあらゆる副腎ホルモンの値が不足する傾向があるため、さまざまな影響があらわれます。例えばデヒドロエビアンドロステロン(DHEA)などのアンドロゲンが分泌されない場合、男性の場合は精巣から分泌されるテストステロンが不足分を補うため問題はありませんが、女性においては体毛がなくなるなどの症状があらわれることがあります。
とりわけアルドステロンが不足すると、大量のナトリウム排出とカリウム保持が起きて血液中のナトリウム値が低下し、カリウム値は上昇します。腎臓は尿を濃縮できないため、水を大量に飲みすぎたり大量のナトリウムを失うと血液中のナトリウム値が低下します。また尿が濃縮できないと排尿が過剰になって脱水症を引き起こすほか、重症の脱水症と低ナトリウムは血液量が減るために結果的にショック症状につながるなど、体内の水分やナトリウムやカリウムのバランス、血圧のコントロール、ストレスへの反応などに影響をおよぼします。なおアジソン病は慢性的に副腎ホルモンが低下する病気であるため完治せず、生涯を通して薬物による治療が必要となります。

これらの疾患の治療には、副腎で生産されず不足しているホルモンの補充が必要となりますが、フロリコット100mcgはこれらの病気の治療に使用される、強力な鉱質コルチコイド作用を有する合成副腎皮質ホルモンです。有効物質のフルドロコルチゾンは11- デオキシコルチコステロンやアルドステロンと類似の電解質代謝作用を示すほか、特に電解質平衡と炭水化物代謝の効果に優れ、持続期間もより長いため、わずかな用量でも高い効果を発揮して尿細管における ナトリウムの再吸収促進やカリウムの排泄促進などの作用をもたらします。

なおフルドロコルチゾンはステロイドの仲間ですが、一般的なステロイド薬とは性質がかなり異なり、強力な塩類代謝作用を持っているという特長があります。

強力な鉱質コルチコイド作用を有し、特にそのナトリウム貯留作用は合成副腎皮質ステロイド中もっとも強力なもののひとつです。

塩喪失型先天性副腎皮質過形成症に対して92%および塩喪失型慢性副腎皮質機能不全(アジソン病)に対して96.1%の有効性を示しました。

フルドロコルチゾンを有効成分とする薬剤は、日本ではフロリネフ(ブリストル・マイヤーズ)の名前で発売されています。

海外では9Alpha、Alflorone、Astoni、F-COL、F-Cortef、Florinef、Fludrocortisona、Fludrocortisone Acetate、Fludrocortisonum、Fludrocortone、Fludrone、Fludronef、Fluodrocortisone、Fluohydrisone、Fluohydrocortisone、Fluorocortisol、Fluorocortisone、ZK5などの名前で発売されています。

以下の場合、フロリコット100mcgを絶対に服用しないでください。
・フロリコット100mcgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

以下の場合、フロリコット100mcgを服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。
・高血圧症の人: ナトリウム・水貯留作用などにより、高血圧症が増悪するおそれがあります。
・有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の人: 免疫機能抑制作用により、感染症が増悪するおそれがあります。
・消化性潰瘍の人: 粘膜防御能の低下などにより、消化性潰瘍が増悪するおそれがあります。
・精神病の人: 中枢神経系に影響し、精神病が増悪するおそれがあります。
・結核性疾患の人: 免疫機能抑制作用により、結核性疾患が増悪するおそれがあります。
・単純疱疹性角膜炎の人: 免疫機能抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪するおそれがあります。
・後嚢白内障の人: 水晶体線維に影響し、後嚢白内障が増悪するおそれがあります。
・緑内障の人: 眼内圧が上昇し、緑内障が増悪するおそれがあります。
・血栓症の人: 血液凝固促進作用により、血栓症が増悪するおそれがあります。
・最近行なった内臓の手術創のある人: 創傷治癒を遅延するおそれがあります。
・急性心筋梗塞を起こした人: 心破裂を起こしたとの報告があります。

【慎重服用】
・感染症の人: 免疫機能抑制作用により、感染症が増悪するおそれがあります。
・糖尿病の人: 糖新生促進作用などにより血糖が上昇し、糖尿病が増悪するおそれがあります。
・骨粗しょう症の人: 骨形成抑制作用などにより、骨粗しょう症が増悪するおそれがあります。
・腎不全の人: 症状が増悪するおそれがあります。
・うっ血性心不全のある人: 症状が増悪するおそれがあります。
・甲状腺機能低下のある人: 症状が増悪するおそれがあります。
・肝硬変の人: 脂質代謝に影響し、肝硬変が増悪するおそれがあります。また慢性心疾患の人では、血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすくなります。
・脂肪肝の人: 脂質代謝に影響し、脂肪肝が増悪するおそれがあります。
・脂肪塞栓症の人: 脂質代謝に影響し、脂肪塞栓症が増悪するおそれがあります。
・重症筋無力症の人: 使用当初、一時症状が増悪することがあります。
・高齢者

【重要な基本的注意】
・フロリコット100mcgは強力な鉱質コルチコイド作用を有するので、服用にあたっては以下の注意が必要です。
1)服用に際しては適応、症状を充分に考慮してください。
2)フロリコット100mcgは、維持量を決定するまでは血圧は頻回(1日1回以上)に、血清電解質は必要に応じて測定して、服用量を適宜増減します。
3)フロリコット100mcgの服用により、高血圧、高ナトリウム血症、低カリウム血症、浮腫などがあらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には減量するなど適切な処置を行なってください。また食塩摂取量にも注意してください。
4)長期服用する場合には、血圧、血清電解質濃度の定期的な測定を行なってください。
・特に、フロリコット100mcg使用中に水痘または麻しんに感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要です。
1)フロリコット100mcg服用前に水痘または麻しんの既往や予防接種の有無を確認しTください。
2)水痘または麻しんの既往のない人においては、水痘または麻しんへの感染を極力防ぐように常に充分な配慮と観察を行なってください。感染が疑われる場合や感染した場合には、ただちに受診し、適切な処置を講じてください。
3)水痘または麻しんの既往や予防接種を受けたことのある人であっても、フロリコット100mcgの服用中は水痘または麻しんを発症する可能性があるので留意してください。
・副腎皮質ホルモン剤を服用したB型肝炎のウイルスキャリアの人において、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがあります。フロリコット100mcgの服用期間中および服用終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行なうなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意してください。異常が認められた場合には、フロリコット100mcgの減量を考慮し、抗ウイルス剤を使用するなど適切な処置を行なってください。なお、服用開始前にHBs抗原陰性の人において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されています。

【その他の注意】
・副腎皮質ホルモン剤を使用中の人に生ワクチンまたは弱毒生ワクチンを接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告があります。

高齢者が長期使用した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗しょう症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障などの副作用があらわれやすいため、慎重に服用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみフロリコット100mcgを使用してください。妊婦、胎児への影響に関する安全性は確立しておらず、また類似化合物(糖質コルチコイド)の実験で催奇形作用が報告されており、さらに新生児に副腎不全を起こすことがあります。

フロリコット100mcgの服用中は授乳を避けてください。母乳中へ移行することがあります。

以下の薬剤とフロリコット100mcgを併用する場合、注意してください。
・バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシン: フルドロコルチゾンの作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には用量に注意してください。
・サリチル酸誘導体(アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリンなど): 併用時にフルドロコルチゾンを減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加し、サリチル酸中毒を起こすことが報告されているので、併用する場合には用量に注意してください。
・抗凝血剤(ワルファリンカリウムなど): 抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意してください。
・経口糖尿病用剤(アセトヘキサミドなど)、インスリン製剤: 経口糖尿病用剤、インスリン製剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意してください。
・利尿剤(カリウム保持性を除く)(トリクロルメチアジド、アセタゾラミド、フロセミドなど): 併用により低カリウム血症があらわれることがあるので、併用する場合には用量に注意してください。
・シクロスポリン: ほかの副腎皮質ホルモン剤の大量服用により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意してください。
・非脱分極性筋弛緩剤(パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物など): 筋弛緩作用が減弱するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意してください。

医師の診断を受けてください。

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

フロリコット100mcgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
月経異常、下痢、胃痛、胸やけ、口渇、食欲亢進、悪心、嘔吐、腹部膨満感、多幸症、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、満月様顔貌、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、浮腫、高ナトリウム血症、低カリウム血症、中心性漿液網脈絡膜症などによる網膜障害、眼球突出、白血球増多、ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・脆弱化、脂肪織炎、発疹、発熱、疲労感、息切れ、ステロイド腎症、体重増加、精子数およびその運動性の増減

●極稀に起こる重篤な副作用
誘発感染症、感染症の増悪、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、すい炎、精神変調、うつ状態、けいれん、骨粗しょう症、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパシー、緑内障、後嚢白内障、血栓症

トヤマ堂.mdは医薬品危険物の輸出入免許を取得して医薬品販売を行なっています。海外の医薬品卸と直接取引をしており、信頼できる正規品のみをお届けします。仕入れた商品は自社倉庫にて医薬品の品質を徹底管理していますのでどうぞ安心してご利用ください。医薬品の個人輸入においては以下の点にご注意いただく必要がございます。詳細に関しては”個人輸入について”をご覧ください。
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当店で扱う医薬品のほとんどは日本国内では処方箋薬となります。商品説明はお客様の便宜上記しているもので内容を保証するものではなく、また「使用方法・用量・おすすめ商品・効果」等についてのお問合わせには対応できかねますことを予めご了承ください。個人輸入で購入する医薬品は日本での医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはならず、輸入した医薬品のご使用はお客様ご自身の責任となりますのでご留意ください。ご注文医薬品について十分な知識が無い場合には、ご購入前に医師や薬剤師に相談し、十分に知識を得られることをおすすめいたします。