フィンカー 5 mgは、プロスカーのジェネリックです。
プロペシアは、フィナステリドを有効成分とする、「飲むAGA治療薬」です。AGAとは男性型脱毛症のことを指します。日本では万有製薬から発売されていますが、2005年に許認可を受けるや否や、画期的な治療薬として大変注目を集めています。
フィンカーは、その高容量医薬品として流通しているものです。
フィンカーの有効成分であるフィナステリドは当初、前立腺肥大に対する治療薬として開発され、許認可を受けていました。しかし、少ない容量での使用において、AGAの進行防止・毛髪の成長が確認されました。こうした経緯を受け、現在フィナステリドはAGA治療薬として許認可を受けているのです。
日本の臨床試験においてフィナステリドは、3年間という長期投与試験を行なった結果、服用者の98%でAGAの進行が認められなかったというデータが出ています。この「進行が認められなかった」というのは最低ラインの効果で、それ以上の効果、つまり毛髪の成長が見られた人も沢山いるわけです。最低でも、脱毛症でこれ以上毛が抜けることは防げるという効果が、データで立証されています。
なお、フィンカーは男性型脱毛症以外の脱毛症(例:円形脱毛症など)には効果が確認されていません。
男性型脱毛症の原因として考えられるのがDHT(ジヒドロテストステロン)という成分ですが、フィンカーの有効成分であるフィナステリドは、DHTの産生を抑制するという効果を持っており、これによりAGA治療の効果が期待できます。