ネクスプロ (エソメプラゾール) 20mg 15錠

410 円 !! 胸やけ、胃腸障害、消化性潰瘍の治療のプロトンポンプ阻害薬。有効成分であるエソメプラゾールはオメプラゾールと同様に胃酸の分泌を強力に抑制!胃酸の過分泌が原因となる胃腸疾患に効力を発揮!

Nexpro (Esomeprazole Magnesium) - 20mg (15 Tablets)

內容量 : 15錠
価格: 410 円

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有効成分

エソメプラゾール(Esomeprazole)

 

製造国

インド


製造元

Torrent Pharmaceuticals


ネクスプロ20mgの服用量は医師に指示された量を服用するようにしてください。

【逆流性食道炎の治療】
大人:通常は1日1回20mg又は40mgを4-8週間服用

12歳-17歳:通常1日1回20mg又は40mgを最長で8週間服用

1歳-11歳:通常10mg又は20mgを最長で8週間服用

1歳未満:医師の指示に従って使用してください。

【逆流性食道炎の予防】
大人:通常は1日1回20mgを服用

小人:医師の指示に従って使用してください。

【ピロリ菌が原因の潰瘍治療】
大人:通常は1日1回40mgを服用。加えてアモキシシリン1000mg(1g)とクラリスロマイシン500mgを1日2回食前に服用。

小人:医師の指示に従って使用してください。

ネクスプロ20mgは水と一緒に飲み込んでください。

錠剤をつぶしたり噛みくだいたりしないで下さい。

ネクスプロ20mgは有効成分をエソメプラゾールとするプロトンポンプ阻害薬で逆流性食道炎(胸やけ)や消化性潰瘍など胃酸による胃腸障害の治療薬です。

胃は口から摂取された食物を胃液という消化液を用いて消化します。
胃液はペプシノーゲン(タンパク質分解酵素ペプシンの前駆体)、そのペプシノーゲンを活性させる胃酸、そして胃粘液から構成されています。
胃液に含まれている胃酸は食べ物と一緒に入ってきた細菌の殺菌や、食べ物の繊維質をやわらかくする働きを持っていますが、pH1-2という非常に強い酸性であるため、時には自身である胃そのものを消化してしまう場合があります。

胃酸による自己消化を妨げるために胃には胃粘液を分泌し、内壁を覆うことによる自己防衛作用が備わっています。
胃粘液は強いアルカリ性であり、胃酸の中和やペプシンの過剰作用を抑えることによって、胃酸による消化作用から自身を保護しています。
つまり酸による消化作用とそれにたいする防御作用のバランスによって健康な胃の機能が保たれています。

ところがこの消化作用と防御作用のバランスがストレス、タバコ、アルコール、薬などの要因によって崩れ、胃酸の分泌が活発になったり、胃粘液の分泌が衰えたりすると胃粘膜が傷つけられてしまい様々な胃腸不良や潰瘍(消化性潰瘍)が発生してしまいます。

胃液は胃の粘膜細胞にある胃腺から分泌されています。
胃腺には主細胞、壁細胞、そして副細胞が存在し、主細胞はペプシノーゲンを、壁細胞は塩酸を、副細胞は粘液を分泌しています。

壁細胞にはプロトンポンプと呼ばれる細胞内のプロトン(陽子の水素イオン)を細胞膜外へ送り出すプロトンポンプと呼ばれるタンパク質複合体が存在しています。
細胞質に存在しているプロトンはATPと呼ばれるエネルギー源によって細胞の外へ押し出されますが、この際の通り道となるのがプロトンポンプです。
細胞の外に押し出されたプロトンはそこで胃腔に存在している塩素と結合し塩酸となり、胃液の構成要素の一つである胃酸を形成します。

ネクスプロ20mgの有効成分であるエソメプラゾールは腸管に吸収された後分泌細管に入り、そこでプロトンと結合することによってスルホンアミド体に変換されます。
変換されたスルホンアミド体はプロトンポンプのシステイン(活性部位)と結合し、そのプロトンポンプ駆動酵素であるH+/K+-ATPaseの作用を阻害します。
このことによって自然分泌される胃酸の量、或いは刺激によって促進される胃酸の分泌が抑制されます。

ネクスプロ20mgはこのようなプロトンポンプ阻害作用による胃酸の分泌の抑制により、過剰分泌された胃酸が食道に逆流することを妨げたり、また胃や十二指腸に発症した潰瘍を治癒や再発を防止する効力を発揮します。
さらには胃酸過多によって引き起こされる消化不良の症状を緩和する作用もあります。

ネクスプロ20mgはジクロフェナクのような非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の副作用として生じる潰瘍の治療薬、或いは予防薬としても用いられています。
非ステロイド抗炎症薬はプロスタグランジンと呼ばれる生理活性物質の生成を抑えることによって、痛みを軽減する作用を持っていますが、このプロスタグランジンは胃を保護している胃粘液構成物質の一つでもあるため、結果として胃酸に対する胃粘膜の防御力を弱めてしまい、潰瘍を発症させてしまうこともあります。
このようなことからネクスプロ20mgはしばしば非ステロイド抗炎症薬と組み合わせて処方されることもあります。

さらにネクスプロ20mgは消化性潰瘍の原因の一つであるピロリ菌に対する抗生物質の効力をより増強する作用がある為、抗生物質と一緒に使用されることもあります。

有効成分であるエソメプラゾールは日本では未承認(2009年12月24日)であるため、現在のところエソメプラゾールを有効成分とした薬は日本では販売されていません。
海外においてはNexium (Astra Zeneca)やSompraz( Sun Phama)などが取り扱われています。

エソメプラゾールと同様の作用機序を持つオメプラゾールを有効成分としたものには、オメラップ錠(日医工)、オメプラール錠(アストラゼネカ)、オメプラゾール錠「トーワ」(東和薬品)、エンプラール(シオノケミカル)などがあります。

食道炎、胃腸障害の薬としては有効成分をテプレノンとするセルベックス(エーザイ)、有効成分ファモチジンのガスター10(、第一三共製薬、山之内製薬)とH2ブロッカー薬といったものもあります。

ネクスプロ20mgに含まれているエソメプラゾールを始めとした成分や、オメプラゾール、ランソプラゾール、パントプラゾール、ラメプラゾールなどの置換べンゾイミダゾールを含んだ他のプロトンポンプ阻害薬剤に過敏症の方はネクスプロ20mgのご使用をお避け下さい。
過敏症の症状として息切れ、喘鳴、呼吸困難、顔、唇、舌を始めとした体の各部位の腫れ、発疹、そう痒、及びじんましんなどがあります。

代謝性アルカローシスや、低カルシウム症である方におけるネクスプロ20mgの使用は禁忌とされています。

エソメプラゾールには、服用量に比例して胃カルチノイド腫瘍を発症させる性質があるため、長期間に渡る使用によってそのような症状が現れる可能性があります。
内視鏡の検査と人の胃からの生体検査では短期間のエソメプラゾール使用による危険性はないとされています。

慢性的な肝疾患の方にネクスプロ20mgを使用するとネクスプロ20mgの生物利用能が増加することから、服用量の調整をすることが必要となります。

東洋人においてはネクスプロ20mgの血中濃度が4倍にもなるため服用量の調節が必要です。

妊娠中や授乳中の方のネクスプロ20mgの使用は医師によって薬効が危険性を上回ると判断された場合のみ使用するようにしてください。
妊娠中や授乳中のネクスプロ20mgの服用による胎児や乳幼児に対する安全性は解明されていません。

薬剤、食品、着色料、保存料に過敏症である場合、肝機能障害がある場合、他に服用中の薬がある場合はネクスプロ20mgの使用前に医師と相談して下さい。

エイズ治療薬であるアタザナビル、ネルフィナビル、リトナルビルはネクスプロ20mgと併用すると血漿中濃度が減少することによる、効力の減弱が懸念されます。
これらの薬剤とネクスプロ20mgの併用は望ましくありません。

ジアセパム、トリアゾラム、ロラゼパムなどのベンゾジアジペン系薬剤はネクスプロ20mgと併用されることによって含有されているカルシウム量が減少する場合があります。

ホスホジエステラーゼ3阻害薬であるシロスタゾールや、免疫抑制剤のタクロリムスなどはネクスプロ20mgとの併用によって血漿中濃度が高くなり、治療的な効果が高くなる反面、副作用を引き起こす可能性を高める恐れがあります。

マクロライド系抗生物質であるクラリスロマイシンネクスプロ20mgの併用はエソメプラゾールとクラリスロマイシン双方の血漿中濃度を高める場合があります。

免疫抑制薬のシクロスポリンはネクスプロ20mgとの併用によってその血中濃度に影響が出ることが報告されています。
ネクスプロ20mgと併用する場合にはネクスプロ20mgの使用前と使用後にシクロスポリンの血中濃度を頻繁に測定する必要があります。

抗生物質のアンピシリン、ビタミンB12のシアノコバラミン、強心薬のジゴキシン、抗悪性腫瘍薬のエルロチニブ、トリアゾール系抗真菌薬のイトラコナゾール、イミダゾール系抗真菌薬のケトコナゾール、エイズ治療薬のインジナビル、鉄など生物利用能が胃のpHによって影響される薬剤の吸収はネクスプロ20mgとの併用によって妨げられる場合があります。

抗てんかん薬のフェ二トニンはネクスプロ20mgと併用によって血漿中のカルシウムが減少したり、フェ二トニンの半減期を延長させる恐れがあります。

エイズ治療薬のサキナビルはネクスプロ20mgとの併用によって血漿中濃度が上昇したり、副作用が引き起こされる可能性が高くなる場合があるため、サキナビルの使用量を調節する必要がある場合があります。

エシタロプラムなど選択的セロトニン再取り込み阻害薬はネクスプロ20mgとの併用によって血漿中濃度が上昇することがあります。
このような相互作用が疑われる時には選択的セロトニン再取り込み阻害薬の服用量をネクスプロ20mgの使用前、使用後において調整する必要があります。

トリアゾール系抗真菌薬のボリコナゾールはネクスプロ20mgとの併用によって血漿中濃度の上昇が認められる場合があります。
ゾリンジャー・エリソン症候群を患っている人において血漿中濃度の上昇が認められた場合、ボリコゾナールの服用量の調整が必要になる場合もあります。

凝固薬のワーファリンはネクスプロ20mgと併用されるとINF(国際標準化比)やPT(プロトロンビン時間)を延長し、そのことによって致命的となるような異常出血を引き起こす可能性を高める恐れがあります。

ネクスプロ20mgを過剰摂取した場合は、緊急に医師の処置を受けてください。
過剰摂取によって視野のぼやけ、混乱、眠気、口内乾燥、紅潮、頭痛、吐き気、頻脈、発汗、嘔吐などの症状が現れる場合があります。

服用を忘れた場合には、次の服用分から再開してください。忘れたからと言って一度に2回分を服用することはお避け下さい。

ネクスプロ20mgの副作用としては次の様な症状があげられます。

【軽度から中度の症状】
便秘
吐き気
下痢
頭痛
発疹

これらの症状が現れ、気にかかるようであれば医師に相談して下さい。

【重度の症状】
筋肉痛、脱力感
目眩
血行が妨げられて起こる手足のしびれ
睡眠習慣の変化
精神面の変化
胸のふくらみ(男性)
発熱
痣ができやすくなる
黄疸、気分が優れない、吐き気、嘔吐、食欲減退などの肝炎の兆候

稀に起こる重度の症状です。症状が現れたら医師の診察を受けてください。

【重篤な症状】
呼吸困難を伴うこともある顔、唇、口腔、舌、咽頭の腫れ
息切れ、呼吸困難
発疹、そう痒、発赤、水疱形成、剥皮などの皮膚反応
唇、目、口腔、鼻、生殖器などの潰瘍、水疱、及び出血
足、手、足首の腫れ

極稀に起こる非常に危険な症状です。緊急に医師の処置を受けてください。

【その他】
上記以外の症状が潰瘍そのものの影響として現れる場合があります。
下記の症状が現れた場合にはただちに医師の診断を受けるようにしてください。
・ネクスプロ20mgを使用中に経験される痛みや消化不良
・嘔吐、吐血
・血便

トヤマ堂.mdは医薬品危険物の輸出入免許を取得して医薬品販売を行なっています。海外の医薬品卸と直接取引をしており、信頼できる正規品のみをお届けします。仕入れた商品は自社倉庫にて医薬品の品質を徹底管理していますのでどうぞ安心してご利用ください。医薬品の個人輸入においては以下の点にご注意いただく必要がございます。詳細に関しては”個人輸入について”をご覧ください。
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当店で扱う医薬品のほとんどは日本国内では処方箋薬となります。商品説明はお客様の便宜上記しているもので内容を保証するものではなく、また「使用方法・用量・おすすめ商品・効果」等についてのお問合わせには対応できかねますことを予めご了承ください。個人輸入で購入する医薬品は日本での医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはならず、輸入した医薬品のご使用はお客様ご自身の責任となりますのでご留意ください。ご注文医薬品について十分な知識が無い場合には、ご購入前に医師や薬剤師に相談し、十分に知識を得られることをおすすめいたします。