スルホニル尿素薬(SU薬)

スルホニル尿素薬(SU薬)は膵臓のβ細胞に働きかけることによってインスリンの分泌を促進し、優れた血糖降下作用を発揮する薬です。

開発された年代によって第一世代から第三世代に分類されていますが、現在使用されているほとんどは、より強い効力を持ちながら、低血糖症を引き起こす可能性を低下させた第二世代、インスリン分泌促進作用に加えてインスリン抵抗性にも改善効果を発揮するとされる第三世代になります。(ちなみに日本で第三世代とされているグリメピリド(アマリール)は、欧米では第二世代に属します。)

スルホニル尿素薬(SU薬)は経口血糖降下薬として最も広く使用されているもののひとつとなりますが、その反面、使用による低血糖症(血液中の血糖値が異常に低くなる)や、重篤な心血管障害の発症の危険性が指摘されています。
また、その長期使用によってその効力が失われる二次無効が見られることが多いため、このようなイベントが発症した場合には、速やかにインスリン療法を始めとした、他の治療法に切り替えることが望ましいとされています。

トヤマ堂.comで取り扱い中のスルホニル尿素(SU薬)
アポ・グリクラジド(グリクラジド)80mg
アマリール(グリメピリド)1mg(30錠入)
アマリール(グリメピリド)2mg (15錠入)
セミ・ダオニール(グリベンクラミド)2.5mg
ダオニール(グリベンクラミド)5mg
ミニジアブ/ミニディアブ(グリピジド)5mg