以下の場合、カタプレス150mcgを絶対に服用しないでください。
・カタプレス150mcgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
【慎重服用】
・腎障害のある人: 急激な降圧により腎機能を悪化させることがあります。
・虚血性心疾患または高血圧以外の原因による心不全のある人: 急激な降圧により心機能を悪化させることがあります。
・虚血性心疾患およびうっ血性心不全の既往歴のある人: 急激な降圧により心機能を悪化させることがあります。
・脳梗塞または脳血管障害のある人: 急激な降圧により症状を悪化させることがあります。
・高度の徐脈(著しい洞性徐脈)のある人: 症状を悪化させることがあります。
・発熱している人: 血圧、心機能などに著明な変化を来たすおそれがあります。
・高齢者
【重要な基本的注意】
・ときに起立性低血圧が現われることがあるので、臥位のみならず、立位または坐位で血圧測定を行ない、体位変換による血圧変化を考慮し、坐位にて血圧をコントロールしてください。
・カタプレス150mcgの服用を急に中止すると、まれに血圧の上昇、神経過敏、頻脈、不安感、頭痛などのリバウンド現象が現われることがあるので、服用を中止しなければならない場合には、高血圧治療で一般に行なわれているように、服用量を徐々に減らしてください。
・鎮静作用により反射運動などが減弱されることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う作業に注意してください。
高齢者では、脳梗塞などが起こるおそれがあるため、一般に過度の降圧は好ましくないとされているので、低用量から服用を開始するなど、状態を観察しながら慎重に服用してください。
妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。
低出生体重児、新生児、乳児、、幼児または小児に対する安全性は確立していません。