イプラベント・ロタキャップ (臭化イプラトロピウム) 40mcg 30カプセル

440 円 !! COPD(慢性閉塞性肺疾患)、および気管支喘息に有効!穏やか、かつ持続性のある気管支拡張作用によって、気道を確保し、COPDの症状緩和や喘息発作を予防!当商品は専用吸入器具レボライザーが必要です!

Ipravent Rotacaps (Ipratropium Bromide) - 40mcg (30 Capsules)

內容量 : 30カプセル
価格: 440 円

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有効成分

臭化イプラトロピウム(Ipratropium bromide)

 

製造国

インド


製造元

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下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用は医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

【喘息治療】
12歳以上-大人:1回1、あるいは2ロタキャップ(カプセル)を1日3~4回吸入します。

・ロタキャップは吸入用です。飲み込まないでください。

イプラベント・ロタキャップ40mcgはレボライザー (Cipla Rotahaler/Revolizer)を用いて吸入してください)

レボライザー の使い方(取扱書参照)】
ステップ1: レボラーザーの下部を片手で持ち、マウスピース部を引き開け、接続部にある矢印をレボライザーの下部にある矢印に合わせます。
ステップ2: ロタキャップの透明部分を下にして、レボライザ-の下部にあるロタキャップチャンバーに挿入します。

ステップ3: マウスピース部を、カチッという音がするまでしっかり閉めます。

ステップ4: 息を深く吐き出し、マウスピース部を上下の歯の間に挿し込み、口を閉じます。

座った状態か、立った状態で頭を少し後ろに傾け、息を素早く深く吸い込みます。
きちんと吸入されると、ロタチャンバー内のロタキャップが震えている音が聞こえます。

レボライザーを口から取り除き、息を10秒ほど(あるいはできるだけ長く)止めます。

ロタチャンバー内のパウダーを全て吸入するようにしてください。

一度で全て吸入しきれなかった場合は、「ステップ4」をもう一度繰り返してください。

ステップ5: 使用後、マウスピース部の接続部分の矢印が下部の矢印に合うまで引き開け、空になったロタキャップを廃棄します。

レボライザー のクリーニング】
最低でも週一度、レボライザーのクリーニングを行なってください。

・マウスピース部の接続部分の矢印が下部の矢印に合うまで引き開けます。
・マウスピース部とロタキャップチャンバーをそれぞれ清潔な流水でゆすぎます。
・良く振って余分な水分を振り落とし、自然乾燥させます。完全に乾燥するまでには6時間ほどかかるため、できることならば就寝前にクリーニングし、一晩乾燥させるようにしてください。また、暖房などの側で乾かすことはしないでください。

イプラベント・ロタキャップ 40mcgは、連用することで気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の気道閉塞障害に基づく呼吸困難などの諸症状を緩和する噴霧式吸入タイプの長期治療薬(コントローラ)です。

気管支喘息は、アレルギーなどが原因となって空気の通り道である気管支に炎症が起き、気道が狭くなることで呼吸がしにくくなる病気で、せき、呼吸困難、喘鳴(喉のゼイゼイ、ヒューヒューといった音)などの症状が繰り返しみられます。
この炎症の特徴は、気管支の粘膜がむくみ、白血球のひとつである好酸球、T細胞というリンパ球や肥満細胞が集まり、粘膜の細胞がはがれることです。
炎症が繰り返し起きると繊維物質が増え、気管支を収縮させる平滑筋が肥大します。
さらに痰の原因となる粘液を分泌する腺が増えることで気管支壁が厚くなり、気管支の内側が次第に狭くなっていきます。
この状態で痰が増えると、さらに気流が通りにくくなり、呼吸が困難になります。
かつては「発作的な病気」とみられていた気管支喘息ですが、以上のような発症機序が解明されてきた今では、「慢性的な気管支の病気」という概念に変わりつつあります。

慢性気管支炎と肺気腫を合わせて、慢性閉塞性肺疾患と呼びますが、日本人の死因の第10位でもあり、女性よりも男性の死亡者が3倍多いという統計があります。
さらに2020年頃には、全世界における死亡原因の第3位になると推測されているほど、現在では重要視されている疾患でもあります。

慢性気管支炎は、「持続性あるいは反復性の痰を伴うせきが少なくとも連続して過去2年以上、毎年3ヵ月以上続く」ことで、起床時にせきを伴った粘液性の痰が出るのが主症状です。
これに感染が加わると痰の量が増え、膿を含むこともあります。
さらに病状が進むと呼吸困難や息切れも起こります。
特に中年以降に慢性気管支炎の症状が現われることが多いようですが、ほかにも喫煙、大気汚染なども深く関わっていると言われています。

また肺気腫は、有害物質により肺の組織が破壊されることで機能低下を起こす病気です。
通常、肺は空気を取り込み、送り出す働きをしていますが、破壊された組織はその働きをしなくなるために取り込む酸素量が減り、また吐き出すこともうまくできなくなるために肺が膨らみ、横隔膜や心臓を圧迫して息苦しくなります。

 

気道平滑筋の運動は脳から発し、頸部、胸部、腹部に分布している副交感神経系の迷走神経によって調節されています。
気管支喘息や慢性気管支炎の原因となる気道の狭窄は迷走神経終末から放出された神経伝達物質のアセチルコリンが気管支平滑筋上に存在するムスカリン性アセチルコリン受容体に結合することによって引き起こされます。

イプラベント・ロタキャップ 40mcgは有効成分を臭化イプラトロピウムとする抗コリン薬です。
臭化イプラトロピウムは気管支平滑筋上のムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断し、迷走神経終末から放出されたアセチルコリンが受容体へ結合することを阻害します。
この作用によって気管支平滑筋の収縮が抑制され、気道の拡張による呼吸困難を改善します。
気道拡張作用は即効性ではありませんが定期的に使用することによって気道の狭窄を阻害する作用をもたらします。

喘息治療管理ガイドラインでは、気管支喘息の治療に必要な薬剤を2種類に分けています。
長期管理薬(コントローラー)は気道の慢性炎症を予防・改善し、発作が起こらないようにコントロールするための薬で、発作治療薬(リリーバー)は、発作時に気道を拡張して速やかに発作を軽減させますが、根本的な喘息の治療にはなりません。
また使用しすぎると効果が現われにくくなり、コントローラーと比較して副作用が出やすいため、最小限の使用にとどめることがよいとされています。

副交感神経と気管支収縮との関係については古くから重用しされてきており、実際にアトロピンなどの副交感神経遮断薬(抗コリン剤)が喘息の治療に使われてきました。
しかし分泌抑制や散瞳作用などの好ましくない副作用を起こすことが多く、広くは普及していないようです。

イプラベント・ロタキャップ 40mcgの主成分である臭化イプラトロピウムは、気管支にのみ働きかけるようにアトロピンを改良した物質で、アドレナリン性β受容体遮断薬のような交感神経刺激性の気管支拡張剤とは作用機序が全く異なるため心血管系への影響は弱く、慢性の気道閉塞性障害、特に慢性気管支炎、肺気腫に対する維持療法剤としての使用に適しているとの臨床試験結果が出ています。
また各種抗原によって誘発される気道狭窄を抑制する働きも持つため、予防効果も期待できるとされています。

臭化イプラトロピウムを成分としたほかの薬には、日本ではアトロベント・エロゾル(帝人ファーマ)があります。
また海外ではAerodose、Aerovent、Apo-Ipravent、Apovent、Atronase、Atrovent、Bitrop、Disne-Asmol、Ipvent、Kendral-Ipratropium、Narilet、Rhinotrop、Rhinovent、Rinatec、Rinoberen、Rinovagos、Vagosなどの名前で販売されています。

以下の場合、イプラベント・ロタキャップ 40mcgを絶対に使用しないでください。
・イプラベント・ロタキャップ 40mcgの成分またはアトロピン系薬剤に対して過敏症の既往歴のある人

・緑内障の人: 眼圧を上昇させるおそれがあります。

・前立腺肥大症の人: 排尿障害を起こすおそれがあります。

以下の場合、イプラベント・ロタキャップ 40mcgを慎重に使用してください。
・上室性不整脈の人、またはその既往歴のある人: 上室性頻脈、心房細動などが発現することがあります。

一般に高齢者では生理機能が低下しているため、用量ならびに使用間隔に留意するなど注意してください。

妊娠中の使用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

ほかの薬との併用による弊害は、特に報告されていません。
しかし併用する場合は、事前に医師または薬剤師に相談してください。

医師の診断を受けてください。

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

イプラベント・ロタキャップ 40mcgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
以下の症状や、ほかに気になる症状が発現し継続するような場合はただちに医師に相談して下さい。

主な副作用
頭痛、ふるえ、めまい、吐き気、嘔吐、腹痛、便秘、心拍数増加、心悸亢進、発疹、そう痒感、口内乾燥、口内炎、にがみ、舌のしびれ、舌のあれ、咽頭不快感、咽頭閉塞感、咽頭通、散瞳、眼圧上昇、急性閉塞隔角緑内障、眼痛、霧視、複視、尿閉、痰の切れの悪化、気道刺激症状、せき、胸痛 など

極稀に起こる重篤な副作用
アナフィラキシー様症状、上室性頻脈、心房細動

トヤマ堂.mdは医薬品危険物の輸出入免許を取得して医薬品販売を行なっています。海外の医薬品卸と直接取引をしており、信頼できる正規品のみをお届けします。仕入れた商品は自社倉庫にて医薬品の品質を徹底管理していますのでどうぞ安心してご利用ください。医薬品の個人輸入においては以下の点にご注意いただく必要がございます。詳細に関しては”個人輸入について”をご覧ください。
**ご留意事項**
当店で扱う医薬品のほとんどは日本国内では処方箋薬となります。商品説明はお客様の便宜上記しているもので内容を保証するものではなく、また「使用方法・用量・おすすめ商品・効果」等についてのお問合わせには対応できかねますことを予めご了承ください。個人輸入で購入する医薬品は日本での医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはならず、輸入した医薬品のご使用はお客様ご自身の責任となりますのでご留意ください。ご注文医薬品について十分な知識が無い場合には、ご購入前に医師や薬剤師に相談し、十分に知識を得られることをおすすめいたします。